今年は
新書ブームだったとか。「Web進化論」は、とうとう自分の人生を変える本になった。
「美しい国」の方はページをめくったがそのまま閉じて棚に戻した。言いたいことはわかる。政治家ならそう考えざるを得ないのだろう。ただ、そこから伝わってくるものは、どうしてもただの苛立ちとしか感じられない。「あきんど-絹屋半兵衛」の苛立ちも似ているだろうか。そのイライラは自分の中にも確実にある。だから余計に辛くなる...
焼き物を見て喜んでくれるお客の顔を思い浮かべるあきんど。お客が驚嘆しながら見入っている焼き物を思い浮かべる職人。ほんのわずかな視点の違い。から生まれる大きな隔たり。それをどうこう言うのを無駄とは言わない。が、今現在の僕等がおかれているのはビジネスの渦中。梅田さんがいうところの「ゆっくりとだが確実に起こる社会の変化」。未来がそこにあると信じてそこに賭けるしかない。
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